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今期の振り返り

いよいよ期末を迎えますね。経営理念に掲げて達成を目指して日々努力をしてきた最高の品質と究極の安全には程遠い結果になってしまいました。私の受けた印象では目標に向かう団結力や突き進むエネルギーがバラバラです。会社には色々な決め事、ルールがキチンと示してあります。皆さんには毎日しつこい程確認をお願いしています。それでも尚不注意やポカが続いています。何故なんでしょう。当事者は起こしたくてやったんじゃ無い、2度と起こしませんと反省の言葉を残します。でも又起きます。私の社長時代に安全指導でよく申し上げていたのが、君たちはマイカーでも事故を起こしますか?と問いかけていました。殆どの人がマイカーでは起こしませんと返答していました。事故を起こすと思わぬ費用が発生するし、保険料も高くなって懐が痛むからですとの答えでした。

翻って会社の車では何故こんなに事故が頻発するのでしょう。マイカーとトラックでは運転の仕方も作業環境も大きく異なるから難易度は各段に高くなります。が事例を見ているとそんな難しい環境での事故はあまり有りません。ポカや不注意の事故が圧倒的に多い。雇用契約書には重大な事故を起こした時には弁済を求める事が明記してあります。しかし創業以来一度も社員に事故費用の負担を求めた事は有りません。これを悪意に取ると事故を起こしても会社が払ってくれるからと何処かに逃げ道を残してポカや不注意が起きているのではと感じてしまいます。皆さんは懐が痛むから事故を起こさない様に注意するでしょう。私は会社の事故費の発生を見るたびに、あー又自分の懐が寂しくなっていくと悲しく腹立たしい思いに駆られます。よーく考えてご覧なさい。この様な不必要な支払は私の懐が痛むのではない。皆さんの懐が痛んでいるのですよ。もし究極の安全が達成されたら、この様な無用な支払は発生しないで利益として残ります。お客様からの評価も高くなり、契約内容もより良くなります。勿論保険料も少なくなります。その結果決算時には社長との嬉しいハグが待ち受けるのです。いい事尽くめじゃないですか。私はこの様な会社になる事を願って日夜努力を重ねてきました。社長も管理者の皆さんも私以上にロジテム九州をこの様な会社にしようと頑張っています。

今期は残念な結果になってしまいました。来るべき来期こそは皆さんと社長の嬉しいハグを見届けたい。

会長の独り言でした。