『カムカムエブリーボディ 其の一』
皆さんご機嫌よう❗️
この2日に80歳の誕生日を迎えました会長の想いをお伝えいたします。
表題の「カムカムエブリーボディ」はNHKのドラマとは全く関係ありません。社長が今季の目標に新しく掲げた健康経営に関したテーマです。
「これ、メッチャメッチャ美味しい!!」誰でも、どこでも、存分に好きなものを食べられる豊かな国、それが現代日本です。しかし医療面から見ると、我が国は生活習慣病大国になっているのです。令和5年の我が国の総医療費はいくらかご存じですか?47兆3000億円にもなっているのです。国民一人当たり38万円なんです。自分はそんなに使っていないと思っていても平均するとこんな高額になっているのです。そのうちの約7割が生活習慣病の治療に当たるらしい。なんと33兆円です。この病気には病原菌はありません。ですから、人からうつされることも、うつすこともありません。抗生物質も化学療法薬もこの病を予防することはできません。運動不足、睡眠不足などの現代人特有の生活習慣と、ストレスによって引き起こされる過食や欠食が大きな原因となっているのです。更に食生活の急激な変化がそれに加えて大きな影響を与えているのです。その一つに硬い食べ物をあまり食べなくなったことが挙げられます。パスタ、ハンバーガー、パン、プリンなどの柔らかくて食べ易い食べ物を好んで食べるのは皆さんも同様でしょう。これらの柔らかい食べ物は咀嚼するのが容易な為、噛む回数はごく僅かで済みます。現代人は「よく噛んで食べる」ことが少なくなってきました。我々の子供時代はあまり柔らかい食べ物も少なかったし、親からしっかり噛んで食べろと口やかましく言われたものです。このよく噛んで食べるという優れた食習慣は忘却の彼方に消え去ってしまったのです。
栄養だけを摂っていれば健康を保てると思っている人も沢山いらっしゃるでしょう。しかし栄養だけではダメなんです。「噛む」ことによって歯や顎の細胞に物理的な力が加わらなければ、栄養分は身体に吸収される効率が悪くなり、脳もその本来の力を発揮出来ないのです。我々が逞しく健康で生きる為の基本行動である「噛む」ことを今一度見直して、皆さんしっかり噛みましょう!!
『噛む噛むエブリーボディ!!』 会長の想いでした。