久住高原便り その三
皆さんこんにちは! そしてご機嫌よろしく!
久住高原にもひたひたと秋の気配が進んでいます。日本一の炭酸泉の長湯温泉街から農場に至る道筋には段々田んぼが連なっています。早稲(わせ)の田んぼは綺麗に刈り取られていますが、奥手の田んぼがまだまだ刈り取りを前に黄金色に光り輝いています。早稲とか奥手と言っても皆さんには馴染みが無いですね。田植えしてから刈り取りまでの期間の違いです。早稲は90日、奥手は120日。田植えの済んだ段々田んぼは緑一面、さあ今から夏場に向かってしっかり成長していくぞというエネルギーが充満していて、毎日のように眺めている我々にもエネルギーのお裾分けが一杯。そして夏場になって一面の黄金色の田んぼには私たちの生きる生命を支えるぞという力強さが溢れています。
久住高原は大分県竹田(たけた)市にあります。周りは久住連山をはじめとする山々と高原に囲まれており至る所に湧水が湧き出ています。田んぼの水もこの湧水を利用していますからそれはそれは美味しいお米が出来上がります。
豊後牛、私の大のお気に入りのカボス、高原野菜と美味しい食材に溢れています。更に周りは温泉だらけ。我々の農場には残念ながらまだ温泉はありませんが近い将来には掘り当ていたします。農場長のしのぶさん、共同経営者のルン爺と私、3人の齢を合わせると229歳。この原稿が皆さんの目に届く時には、2056年9月10日の3人の命日までまだまだ10908日の時間が待ち受けています。
創業11年目の農場ですが、私はピカピカの一年生。やる事なす事、目にする事が81年の人生では体験したことも無い事の連続で日々これ新たなりの毎日です。150本の柱を打ち込んでこしらえたヒロ爺の迷路、300本に及ぶブルーベリーの冬場の剪定作業、ゴールデンウィークのサロンでの200枚を超える皿洗い、猛暑の中でのブルーベリーの収穫、今年は開場以来の大豊作で何と500キロに及びました。皆さんのお口にもお届け致しましたね。そしてひと段落したところでまたもやブルーベリーの剪定、夏場にグングンと伸びた枝の剪定です。徒長枝(とちょうし)と言って長いものは我々の背丈より高くなっています。3人で力合わせて剪定は終わっています。
秋の農場は何回も刈り取った草も程よく揃って一番の見ごろを迎えています。一度お運びください。ところどころに薄紫のリンドウも可愛いらしく顔を覗かせて皆さんのお越しを待ち受けていますよ。秋の農場便りでした。会長より。