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今一度安全・品質の見直しを

 暑い中、日頃の安全運転・安全作業ありがとうございます。再度コロナ感染拡大が続いており、過去最高の感染者数を更新、社内でも感染者がちらほら出ており、現場に支障が出ているようです。この暑い中マスクをし続けることは大変ですが、何卒感染防止対策のご協力をお願いします。

 7月末に我が社が継続している品質管理システムのISO9001の認証定期審査がございました。年に1度我が社の品質管理の有効性について、Global Groupという認証機関による第3者審査が行われます。今回我が社の安全品質管理を見直す良い機会になりました。

 ここ数年、加害事故が10件程度起き続けており、今期も4月以降毎月ダラダラと加害事故が起き続けている状況です。しかも、全営業所満遍なく起きています。品質目標などでこれまでの傾向と対策を受けて、入社3年未満、高齢者ドライバーの事故が多い傾向のため再教育を強化している時期でありました。しかしながら昨年から交差点での事故が散見されるようになりました。事故が起こった後で、「当該の交差点は危険度が高いため、そのルートは今後走らない」といった対策が出るのですが、そもそもそのような危険度が高い交差点とわかっているにも関わらず事故が起こるまで対策を打たない、事前対応ができていないことが問題であると管理者にフィードバックしております。

 私たちの安全はただドライバーの意識や技術や事故防止行動だけに依存しているわけではなく、いかに危険なルート、交差点であるという情報をもとに、そこを避けるのか、どうしてもそこを走らざるを得ない時はどのような注意喚起が必要なのかというところまで管理しなければなりません。ドライバーから得た現場の情報をもとに対策を練り、水平展開して、安全管理の完成となるのです。これにはドライバーと管理者、そしてその他のドライバーとの情報連携が大切になります。危険予知、その対策、そして情報共有を高いレベルで実践してこそ、究極の安全につながります。今一度、安全品質管理のあり方を現場のドライバー、管理者一体になって見直してみてください。

 我が社の理念である「幸運を送る」ことは、安全に運んでこそ実現できるものです。まずは究極の安全・最高の品質での輸送を実現するためにも皆さんで協力し合い、本気で「幸せ」を送って参りましょう。