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規律

 8月は記録的大雨の中、現場の皆さんには負担をかけましたが、幸運を届けるために貢献をいただき感謝いたします。まだまだ暑い日が続いています。夏の疲れが出やすい時期ですが、どうか体調に気を配りながら日々の業務に臨んでいただきたいと思います。

 今月のテーマは「規律」です。私たちロジテム九州の仕事は、ただ荷物を運ぶことではありません。社会の信頼を運び、仲間の安全を守り、会社の未来をつくる使命があります。その根幹となるのが「規律」であり、ルールを守るという当たり前の行動です。

 トラックドライバーは、常に人の目に触れている職業です。道路を走れば地域の方々からも見られていますし、お客様の構内では社員一人ひとりの行動が会社の評価につながります。しかし、本当に大切なのは「誰も見ていない時にどう行動するか」です。信号がない交差点での一時停止、出発前の点検、荷物の積み込み時の確認――誰も見ていなくても、ルールを守るかどうかでプロとしての価値が問われます。

 規律を守ることは、単なる義務ではありません。それは「仲間と家族を守る」ことにつながります。スピードを少し落とすことで、事故のリスクは大きく減ります。シートベルトを必ず締めることで、自分と同乗者の命を守れます。小さな行動の積み重ねが、会社全体の安全文化をつくり、社会からの信頼を築くのです。

 反対に、一人の気の緩みが大きな事故や信用の失墜を招くこともあります。物流の仕事はお客様にとって不可欠であり、私たちの一挙一動が企業イメージを左右します。だからこそ「規律」は妥協できない原則であり、ロジテム九州が成長していくための土台なのです。

 私は社員の皆さんに「自主規律」を大切にしてほしいと願っています。上司に言われたから、誰かが見ているから、ではなく、自らの意志でルールを守る姿勢です。自主規律を持つドライバーは信頼され、仲間から尊敬されます。そしてその一人ひとりの姿勢が、会社の誇りとなっていきます。

 9月は防災月間でもあります。安全と規律は表裏一体です。私たち一人ひとりが「自分の行動が仲間や家族を守るのだ」という強い意識を持ち、日々の業務に取り組んでいきましょう。

 規律を守ることは決して窮屈なことではなく、安心して働ける環境をつくる力です。皆さんと共に、誇りあるロジテム九州を築いていくために、今一度「規律の大切さ」を心に刻んでいただきたいと思います。