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究極の安全は、心から

 70周年という大きな節目を迎え改めて感じることがあります。それは、私たちロジテム九州が70年間事業を続けてこられたのは、たくさんのお客様に支えていただいたことはもちろん、一人ひとりの社員が日々、安全に仕事を積み重ねてくれたからだということです。物流の仕事は、「運ぶ」ことが仕事です。しかし、私たちが本当に運んでいるものは、荷物だけではありません。お客様から託された大切な商品。その商品を必要としている人の暮らし。そして、社員一人ひとりの命と、その家族の生活。だから私は、「安全」は会社が社員に守らせるものではなく、私たち一人ひとりが大切な人を守るために、自分自身の意思で守るものだと考えています。

 「これくらいなら大丈夫」「いつもやっているから大丈夫」「少しだけなら大丈夫」

 事故やトラブルは、こうした小さな油断の積み重ねから始まります。だからこそ、私たちは「事故を起こさないようにする」という考え方から、もう一歩先へ進まなければなりません。目指すのは、究極の安全です。究極の安全とは、単に事故件数をゼロにすることだけではありません。危険に気づくこと。仲間の危険を見過ごさないこと。「これでいい」と思わず、より安全な方法を考えること。そして、何よりも、自分と仲間の命を大切にすること。その一つひとつが、究極の安全につながっていくのだと思います。安全は、ルールや仕組みだけではつくれません。最後に安全を守るのは、人の心です。だから私は、「美しい心で、美しい職場をつくる」ということも、安全とつながっていると考えています。

 「整理整頓された職場」「きれいに手入れされた車両」「気持ちよく挨拶ができる職場」「困っている仲間に声をかけられる職場」

 そうした「美しい職場」には、自然と安全を大切にする文化が育っていきます。70年の歴史の中で、先輩方が守り続けてきたものを、私たちは次の世代へつないでいかなければなりません。100周年を迎えたとき、「ロジテム九州は、安全を何よりも大切にする会社だった」「ここで働く人たちは、お互いの命と人生を大切にしていた」そう言ってもらえる会社を、今からつくっていきたいと思います。究極の安全は、特別なことから始まるのではありません。

 「今日の確認」「今日の挨拶」「今日の声かけ」「今日の小さな気づき」

 一人ひとりの「大切にしたい」という心から始まります。安全は、会社のためではない。自分のために。仲間のために。家族のために。そして、私たちを信頼してくださるお客様のために。70周年を迎えた今だからこそ、もう一度、みんなで安全について考えていきましょう。そして、ロジテム九州の次の歴史を、「究極の安全」から始めていきましょう。全ては幸運を送るために。